円は前日に149円40銭と約2週間ぶりの円安・ドル高水準を付け、前週初の5日に付けた141円台から大きく下落した。15日発表の7月の米小売売上高が市場予想を上回り、米景気懸念や米連邦準備理事会(FRB)が9月に0.5%の利下げをするとの見方が後退した。ただ、短期間に大きく水準を切り下げたため、週末を控えて持ち高を中立に戻すための円買い・ドル売りがみられた。
同日発表の7月の米住宅着工件数が前月比6.8%減の123万8000戸(年率換算)と2020年5月以来の低水準となり、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(134万戸)を下回った。先行指標の住宅着工許可件数も市場予想に届かなかった。ハリケーンの影響があったとされるが、高金利が米景気の重荷となっているとの見方も意識された。米長期金利は一時前日比0.05%低い(債券価格は高い)3.86%を付けた。
円は伸び悩む場面もあった。米ミシガン大学が発表した8月の米消費者態度指数(速報値)が67.8とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(66.6)以上に上昇した。発表後に米長期金利が水準を切り上げ、円の重荷となった。
円の高値は147円58銭、安値は148円26銭だった。
円は対ユーロで5営業日ぶりに反発し、前日比1円10銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=162円75ー85銭で取引を終えた。円は対ユーロで前日に約2週間ぶりの安値を付けており、円の対ドル相場と同様に持ち高調整の買いが入った。
ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0060ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1025ー35ドルで取引を終えた。米住宅指標などを受けて、幅広い通貨に対してドルが売られた。米株式相場が続伸したことも、リスク選好時に買われやすいユーロの上昇につながった。
ユーロの高値は1.1030ドル、安値は1.0983ドルだった。
日本経済新聞 2024年8月17日 6:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL16CFY0W4A810C2000000/
引用元: ・NY円相場、反発 1ドル=147円55ー65銭、週末の持ち高調整 [蚤の市★]
120~130が適正なんよ
暫くは色々な思惑が錯綜しそうだな
とりあえず145円ぐらいで安定してくれよ
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